人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズを学校で上映するイベント「学生限定『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、:破』日本全国過去作キャラバン上映~EVAが街にやってきた!夏休みワクワク上映会~」の第1回が7月24日、開成中学校・高校(東京都荒川区)で開催された。

 学校内で「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」もしくは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を上映するイベントで、第1回は開成中学校のテニスコートに、183インチのLEDディスプレーを搭載したLEDビジョントレーラーが登場。「破」が上映され、約60人の中高生が参加した。

 同企画は、小・中・高校、専門学校、教育法人、大学など学校関係者が代表者として申し込み、無料でアニメを上映するというもの。「エヴァンゲリオン」シリーズを手がけるアニメ制作会社「カラー」の担当者によると、劇場版新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が2020年6月に公開を控えているが、「若い人の中にはエヴァンゲリオンを知っているが、見たことがない人もいます。そういう人に作品を知ってもらいたい。夏の思い出になってくれれば」という思いから実施されることになったといい、庵野秀明総監督も「ポジティブにとらえている」という。

 6月18日に応募が始まり、約30校から応募があり、上映場所など諸条件をクリアした開成中学校・高校で第1回が開催されることになった。学校に応募を提案したのは、同校の映画同好会の高校1年生を中心としたメンバーで、応募がスタートすると、すぐに顧問の教師に相談。顧問は「生徒が主体的になってやろうとしていることは積極的に応援したい」と、校長に提案した後、応募した。

 上映作品は「序」「破」のいずれかを選べるが、「『序』も素晴らしいのですが『破』は傑作。ラストシーンが美しく、引き込まれる」というメンバーの思いから「破」を選択した。上映は7月24日午後6時にスタート。午後7時半ごろには日が落ち、暗闇の中で“傑作”のラストシーンが上映された。

 「破」は約10年前、2009年に上映された作品ということもあり、高校1年生の映画同好会のメンバーは「大きな画面で見るのは初めて」といい「臨場感がすごかった。いい思い出になりました」と喜んでいた。

 同企画は8月9日まで応募を受け付けている。カラーの担当者は「今後もできる限り上映していきたい」と話しており、今後の展開も注目される。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});