9月26日、東京都内で開催された「第32回東京国際映画祭」のラインアップ発表会が開催され、ジャパニーズ・アニメーション部門で劇場版アニメ「プロメア」の世界初となる英語字幕つき応援上映が行われることが発表された。会見に出席した脚本の中島かずきさんは「うれしいです。スクリーンを見ながら、声をかけたり、サイリウムを振ったりと、コンサートのような特殊な上映スタイル。世界に向けても、日本のファンたちが今、アニメでこういう楽しみ方をしているというプレゼンにもなるのでは」と期待を寄せていた。

 「プロメア」は、人気アニメ「天元突破グレンラガン」「キルラキル」などの今石洋之さんが監督を務め、中島さんが脚本を担当した劇場版アニメ。ロングランヒットを果たしたことに、中島さんは「まだ劇場でかかっている。熱心なファンの方々がつないでくださって、ロングランになった。お客さんがこの作品を見つけて、応援してくれた」と感無量の面持ちを見せていた。

 アニメや特撮の映像文化が国際的に評価されるきっかけや変化点となった作品を選出する同部門には、「白蛇伝 4Kデジタルリマスター版」「エースをねらえ! 劇場版」「AKIRA」「海獣の子供」「きみと、波にのれたら」「天気の子」「若おかみは小学生!」など豊富なラインアップがそろい、中島さんは「アニメーションというのは、海外に対しても、今の日本の映像作品を代表するもの。それをきちっとした形でプレゼテーションできるのはとてもいいことだと思います」と語っていた。

 東京国際映画祭は、1985年にスタートし、今年で32回目を迎えるアジア最大級の映画祭。今年は10月28日~11月5日に六本木ヒルズ(東京都港区)や東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)などで開催される。会見には、本年度のオープニング作品となる「男はつらいよ お帰り 寅さん」の山田洋次監督、コンペティション部門に選出された「ばるぼら」の手塚眞監督、「喜劇 愛妻物語」の足立紳監督も出席した。

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