女優の小池栄子さんの主演ドラマ「わたし旦那をシェアしてた」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)に出演する俳優の平山浩行さん(41)。小池さん、りょうさん、岡本玲さん演じる3人の女性と事実婚をしていたが、多くの秘密を抱えたまま何者かに殺されてしまった天谷恭平役を演じている。ドラマを手がける中間利彦プロデューサーは、平山さんの魅力について「今いらっしゃる二枚目の40代の俳優さんとはちょっと違う」と独特の存在感を挙げる。今クールでは、連ドラを三つ掛け持ちする平山さんの役者としての魅力を聞いた。

 ◇起用理由は平山浩行の“笑顔”

 平山さんは、1977年10月17日生まれ。岐阜県出身。2003年、「高原へいらっしゃい」(TBS系)で俳優デビュー。以降、多くのテレビドラマや映画に出演。「チオビタドリンク」(大鵬薬品工業)のCMに、菅野美穂さんと出演したことでも知られている。今クールでは、女優の多部未華子さんが主演するNHKの連続ドラマ「これは経費で落ちません!」(総合、金曜午後10時)、俳優の石坂浩二さん主演の平日昼の帯ドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」(テレビ朝日系、月~金曜午後12時半)にレギュラー出演している。

 「わたし旦那をシェアしてた」は、天谷恭平と事実婚をしていた、小池さん、りょうさん、岡本さん演じる3人のシングルマザーが、同じシェアハウスに住むことに。夫の残した遺産は3億円で、遺言書には「この中の一人に3億円をお渡しします」と書かれていた。愛と欲望のために戦いながら、愛した夫が残した謎と嘘に巻き込まれていく……という内容。

 平山さん演じる天谷恭平は、小池さん、りょうさん、岡本さんといった3人の妻の間で“三重生活”を続け、シングルマザー専用のシェアハウスの経営者でもあったという謎に満ちた人物。女性のツボを突く魅力的な男性という役どころで、平山さんは、ドラマが始まる前に「3人のシングルマザーと密に関わっていく非常に難しい役どころだと感じております」とコメントしていた。

 そんな恭平を「普通に考えると、3股をかけていたゲスな男なのかもしれない(笑い)」と話した中間プロデューサーは、「平山さんの笑顔」が起用のポイントだったと明かす。平山さんの笑顔は「いやらしさのない笑顔」だといい、「平山さんの裏表のなさそうな笑顔がすごくハマっていて、平山さんの笑顔があるからなんか許せるというか。『この人だったら意外と許せちゃう』みたいなところにいけている気がする」と手応えを感じているようだ。

 ◇連ドラ掛け持ち 「何か期待しちゃう」魅力

 撮影現場での平山さんの様子について、中間プロデューサーは「笑顔がすてきで、ものすごくストイックな方」と表現。「自分のお芝居のこともすごく考えられるし、恭平ならどういう言い方がいいか、どうしたらいいかとすごくアイディアも出されるし、真面目に入り込んでやっていただける方」と明かす。

 今クールでは、3本の連ドラを掛け持ち。役者としての平山さんの魅力を聞いてみると、「今いらっしゃる二枚目の40代の俳優さんとはちょっと違う。独特のミステリアスさがある」と語る。「言い方は失礼ですが」と前置きしつつ、「笑顔の裏に何かある。笑っているんだけど、実は違うことを考えているかもしれない。怒っているんだけど、何か違うことを考えているかもしれない。その表情の中に一つじゃない、二つ、三つくらいあったりする」と話す。

 そして、「普通の男前の人が笑ったら、すてきな笑顔で、キュンとなるっていうだけなのかもしれないけれど、平山さんだと『ん? もう一個(何か意味が)あるの?』というのを含んでいる気がして。そういうところが魅力なのでは?」と分析し、「何か(あるのかと)期待しちゃう」と話す。

 ◇第6話では“シェア旦那”の素顔が明らかに

 「平山さんが演じる恭平でいうと、笑顔がすてきなんだけど、3人を平等に好きな感じもありながら、何かたくらんでいそう。そのたくらみも、良いたくらみなのか悪いたくらみなのか分からないけれど何かある。だから納得感があるのかな」と話した中間さん。

 8月8日放送の第6話では、恭平の素顔が明らかになるといい、「恭平がなぜ3人の女性と事実婚したのかが描かれます」と明かす。「(3人と事実婚をしていたという)事実だけ聞いたらゲスですが、そこにはいろんな理由がある。愛した男は一体何者だったんだっていうのが、このドラマの軸だと思っているのですが、それが明かされた時、きっと納得していただけると思う」とアピールした。