「これまでたくさんの現場で主演の方の立ち居振る舞いを見てきました」と話すのは女優の小池栄子さん。今クールでは、ドラマ「わたし旦那をシェアしてた」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)で主演を務めているほか、俳優の反町隆史さん主演の連続ドラマ「リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~」(テレビ東京系)にもメインキャストとして出演と、連ドラを掛け持ちしている。そんな小池さんについて、「わたし旦那をシェアしてた」を手がける中間利彦プロデューサーは、「一度仕事をしたら、もう一回やりたいなって思える」と語る。小池さんの魅力や、役者としてのオファーが相次ぐ理由を聞いた。

 ◇撮影現場では「頼りがいのある姐さん」

 小池さんは、1980年11月20日生まれ。東京都出身。グラビアアイドルとして活躍しながら、数々のバラエティー番組に出演。現在は、女優として、ドラマや映画、舞台などのほか、経済情報番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)の司会も担当するなど、幅広く活躍している。

 「わたし旦那をシェアしてた」は、天谷恭平(平山浩行さん)と事実婚をしていた、小池さん、りょうさん、岡本玲さん演じる3人のシングルマザーが、同じシェアハウスに住むことに。夫の残した遺産は3億円で、遺言書には「この中のひとりに3億円をお渡しします」と書かれていた。愛と欲望のために戦いながら、愛した夫が残した謎とうそに巻き込まれていく……という内容。小池さんは、12歳の娘を育てるシングルマザーで、キャリアウーマンの森下晴美を演じている。

 小池さんについて、「圧倒的にお芝居が上手で、本当に頭の回転の速い方」と表現し、「前から小池さんとお仕事してみたいと思っていた」と話した中間さん。今回のドラマのような「ちょっとフィクション要素の強い話」には、「お芝居が上手」で、「その人が言うと“説得力が生まれる”という方にやってもらわないと成立しない」と考え、小池さんにオファーした。

 撮影現場での小池さんの様子を聞くと、「明るくて、座長として皆をまとめようと、他の役者さんやスタッフをお気遣いいただきながら、ドラマをいかに面白くしていこうかというのを一緒に考えてくれる。頼りがいのある姐(ねえ)さん」と明かす。

 ◇女優としての魅力は「説得力ある芝居」

 小池さんといえば、映画「八日目の蝉」(2011年)で、「第35回日本アカデミー賞」助演女優賞を受賞するなど、演技力が高く評価されている。中間さんは、「『八日目の蝉』のような役から、『リーガルハイ』みたいなものまでできる。シリアスな芝居も、コメディーも上手。振り幅がすごい」と話す。

 女優としての魅力は、「説得力ある芝居をしてくれる」ことだといい、「目の芝居、表情の芝居もめちゃくちゃ上手。でもそれだけじゃない。全部役を自分のものにしてきてくれるから、その上でのうまさなのかなという気がします」と語り、「安心して任せられる」と話す。

 ◇オファーしたくなる理由は?

 小池さんといえば、女優業のほかにも、バラエティー番組で見せる“潔さ”も印象的。言いたいことをストレートに言いながらも、見ている人を嫌な気持ちにさせないという独特の魅力を持っている。今回初タッグとなる中間さんは、「(小池さんは)いい意味での姉御肌の印象があった。ぐいぐい人を引っ張る人なんだろうなと思っていて、会ったらそのままの印象」と明かす。

 制作側として、小池さんにオファーしたくなる理由を聞いてみると、「まずお芝居は圧倒的にいい。あとはご本人の人柄(の良さ)でしょうか。一度やったら、もう一回やりたいなって思える。僕も実際、いま思っている」と明かす。「すごい陽のオーラがあるから、また一緒に仕事したいなと思える。あとは、頭の回転の良さ。すごい速さだから、バラエティー(での活躍)とかはそういうことなのかなと思う」と分析する。

  これまでの第1話~第4話では、小池さん、りょうさん、岡本さんの、“女子会”のような会話劇が楽しめたが、8月1日放送の第5話からは、「第2章がスタートし、サスペンス要素が強まる」という。中間さんは、「(全)10話見て、初めて『そういうことだったんだ』とわかる仕掛けをいろいろ入れていて、ミステリーとしても、納得感あるものにはなっていると思うので、楽しみにしてもらえれば」と話す。「木曜日の夜にこのドラマを見て、(週末まで)あともう1日頑張れる。そんなふうになれたらと思って作っています」とアピールした。

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