舞台「刀剣乱舞」などで知られる俳優の鈴木拡樹さんが主演を務める連続ドラマ「カフカの東京絶望日記」が、9月にMBSの深夜ドラマ枠「ドラマ特区」(木曜深夜0時59分)で放送される。ドラマは現代が舞台で、「変身」「審判」などで知られる小説家、フランツ・カフカが東京で生活し、あらゆる事象に絶望するというコメディー。4月からYouTubeで第1話が無料配信されている。鈴木さんが地上波のドラマで主演を務めるのは、今回が初めて。

 連続ドラマ版に出演するキャストも発表された。特撮ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(ルパパト)に出演した奥山かずささん、俳優の坂口涼太郎さん、ダンス・ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の岩谷翔吾さん、女優の咲良菜緒さんが出演する。奥山さんはカフカのバイト先のパン屋の同僚で、週末に韓国で整形してきた黒柳つぐみ、坂口さんは新しくバイトを始めた取出イタル、岩谷さんはカフカの行きつけの喫茶店ナルメ友のバイト・秋野ナツオ、咲良さんはパン屋の店長の娘・山城真帆をそれぞれ演じる。

 ドラマは、「劇団た組。」主宰でドラマ「俺のスカート、どこ行った?」の脚本を手掛けた加藤拓也さん、映画「東京ウインドオーケストラ」「エキストランド」などの坂下雄一郎さんが監督を務める。MBSで9月12日から毎週木曜深夜0時59分に放送。

 鈴木さんらのコメントは以下の通り。

 ◇鈴木拡樹さんのコメント

 カフカのようなネガティブでシュールなストーリーが地上波放送になることがどうも不安で絶望しか感じないです。そんな作品ではありますが、たまたま地上波放送で見かけた人の希望になるようなそんな瞬間があればうれしく思います。たった一人でもいいので、もし希望を感じた人は番組宛てにお便りください。カフカの絶望には人を良き方向へと導く力があります。皆さん、ぜひ見てください。

 ◇加藤拓也監督のコメント

 このドラマはカフカの作品性は一切拾わず、カフカが生きていた時めちゃくちゃ絶望する変な男だったという狭く変な所を拾っています。カフカは絶望しながらモテたらしいです。そんなカフカがなぜか現代の東京に来て一癖ある人たちと共に暮らし、若干モテたりする変な状態になってまして、変を重ね着したお話になっています。そう聞くとどこか遠いフィクションに感じてしまうかもしれませんが意外とカフカみたいな人はいるのかもしれないと思えるかもしれません。

 ◇坂下雄一郎監督のコメント

 すでに配信されているものから話数も増えて、季節も変わり、さまざまな場所、新たなキャラクターも加わり、楽しいことになっています。いろんなことに巻き込まれ、カフカがいかにして絶望するのか、期待してもらえればと思います。お楽しみに。

 ◇企画・脚本のアサダアツシさんのコメント

 4月にYouTubeで1話前後編の配信をしたところ、たくさんの人に見てもらえただけでなく、鈴木拡樹さん演じるフランツ・カフカという面倒臭いキャラクターが深く愛されたことで、この度の地上波放送が決まりました。ご声援くださった皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。地上波放送でもカフカはいろんなことに全力で絶望します。今、何かに絶望している人は、そんなカフカの姿を見て癒やされてください。

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