アイドルグループ「モーニング娘。’19」が8月10日、国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)で開催されたロックフェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」(ロッキン)のメインステージである「GRASS STAGE」のトップバッターとして出演した。同グループにとって過去最大規模といえる舞台で、約50分間、全14曲のステージを繰り広げた。同グループが同イベントに登場するのは、昨年の「LAKE STAGE」出演に続き2回目となる。

 この日のステージで、7月に「頸椎椎間板(けいついついかんばん)症」と診断され、活動を休止していたメンバーの小田さくらさんが復帰。同グループは、新メンバー3人が今秋から参加するため、現体制の11人でのステージはこれがラストとなった。ライブは「みかん」からスタートした。石田亜佑美さんが「ROCK IN JAPAN グラスステージ、盛り上がっていくぞ!」と呼びかけ、会場全体が合唱。続いてエキゾチックな雰囲気の「気まぐれプリンセス」を披露。さらに、「I surrender 愛されど愛」では会場の隅々まで駆けるパフォーマンスを見せた。

 MCでは、リーダーの譜久村聖さんが開幕のあいさつと共に「このステージから小田さくらが復帰しました!」と報告。会場から復帰祝いの拍手が寄せられると、小田さんは「ありがとうございます! 今日は皆さん思いっきり楽しみましょう!」と笑顔で呼びかけた。

 今回のセットリストでは、「恋愛レボリューション21(updated)」や最近のライブ人気曲「泡沫サタデーナイト!」など、新旧の人気曲を持ち時間ギリギリまで配置。特に「LOVEマシーン(updated)」が始まると、さらに観客が集まり、合いの手の合唱が起こった。

 後半戦では、最新シングル「青春Night」や、「Are you Happy?」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」「What is LOVE?」など“攻め”のナンバーで会場を盛り上げる。譜久村さんの「私たちに最高のステージを見せてくださってありがとうございます!」という言葉から、ラストは全員で「ここにいるぜぇ!」と力強いタイトルコール。全14曲を駆け抜ける怒涛のステージを繰り広げた。

 ステージ後に小田さんは「多分今までで一番大きい規模のお客さんだったと思うんですけど、みんな『LOVEマシーン』で手を振ってくださって“この曲すごい!”と思いました。途中から来て、最後まで見てくれた方がいたのがうれしかったです。私たちのステージを見たことがない人でも、一度目に止まりさえすれば届くんだって自信がもてました」と語った。

 石田さんは「始まってみたら最高でしたね。ただ今回、朝の道路渋滞で見に来られなかった方がいたと聞いたので、そういう方にも見ていただけるように来年もロッキンに出たいです」と意気込みを語り、森戸知沙希さんは「去年GRASS STAGEを見にいって“いつか絶対ここに立ちたいね”ってみんなで話していたので、今年はいただいたチャンスを絶対に逃さないようにやってきました。本当にうれしかったです」と喜びを語った。

 今回のセットリストではメンバーたっての希望で「I surrender 愛されど愛」が追加され、そのために想定タイムが限度いっぱいである49分59秒に設定されていたという。生田衣梨奈さんは楽曲追加について「メンバーで直談判に行きました」といい、さらにフェス対策としてリハーサルでは暖房を30度に設定して慣らしていったことも明かした。

 リーダーの譜久村さんは「物おじしませんでした。ステージの大きさに対して萎縮する気持ちをなくしました」と振り返り、「去年初めて私たちはフェスに立たせていただいたんですよ。モーニング娘。って20年以上続いていても新たに開拓できるところがたくさんあって、それが私たちの良さだなって思うので。だからこれからは、もう右肩上がりしかしません」と熱く語った。

 ◇セットリスト

 みかん▽気まぐれプリンセス▽I surrender 愛されど愛▽恋愛レボリューション 21(updated)▽シャボン玉▽ザ☆ピ~ス!▽泡沫サタデーナイト!▽LOVEマシーン(updated)▽One・Two・Three(updated)▽青春 Night▽Are you Happy?▽わがまま 気のまま 愛のジョーク▽What is LOVE?▽ここにいるぜぇ!

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