女優の三吉彩花さんが8月1日、名古屋市内のショッピングセンター「イオンモール大高」の1階、グリーンコートで開催された主演映画「ダンスウィズミー」(矢口史靖監督、16日公開)の公開記念スペシャルトークショーに矢口監督と共に登場した。三吉さんは同作で変顔をするシーンの撮影回数を「27テークです」と明かし、「完成したものを観たときに、私も笑ってしまいました」と出来映えに自信をのぞかせた。

 矢口監督は変顔シーンの撮影を「上手なんですけど、もう一声、もう一声と僕が粘って、同じ芝居をしてもらううちに、僕も三吉さんも正解が分からなくなって」と回顧。同作に出演する俳優のムロツヨシさんに変顔をリクエストしたところ、思い描いている変顔ができたといい、「(三吉さんに)いま、ムロさんがやった顔をやってって(言いました)」と様子を語った。三吉さんは「顔が違うからできません! もうっ!!」と当時の矢口監督とのやり取りを再現。夫婦漫才のような2人のやりとりに集まった観客から笑いが起こった。

 また三吉さんは映画の見どころの一つ、ミュージカルシーンの撮影のために250時間を超えるトレーニングをしたといい「全部が大変でした。身体的にもメンタル的にも追い込んで、追い込まれました。それだけいろんな方が期待してくださっているということで、撮影が始まる前に体調を崩して入院したりもしたんですけど、それを経て頑張ってよかったなと思います」とコメント。「もうすぐ公開で、みなさんに届けられます」と間近に迫った公開を喜んでいる様子で、矢口監督は「ミュージカル(シーン)があればあるほど主人公がピンチになって、お客さんに笑ってもらえる映画。ミュージカルが苦手な人にも楽しんでもらえると思います」とアピールした。

 「ダンスウィズミー」は、矢口監督初挑戦となるミュージカル映画。一流商社で働く静香(三吉さん)はある日、催眠術師に「曲が流れると、歌わずに、踊らずにいられない」という“ミュージカルスターの催眠術”をかけられる。その翌日から静香は、携帯の着信音、電車のホーム音、テレビから流れてくる音、街中で流れるどんな音楽でも歌って踊ってしまうという体になってしまう。術を解いてもらうために催眠術師のもとへ向かうが、そこはもぬけの殻。果たして静香は元の体に戻れるのか……というストーリー。ムロさんは興信所の調査員・渡辺義雄を演じる。