俳優の佐藤健さんが8月2日、東京都内で行われた人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの劇場版アニメ「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」(山崎貴総監督)の初日舞台あいさつに出席した。主人公のリュカの声を務めた佐藤さんは、劇中でリュカの相棒となるスラりんを手に登壇し、「今日をもって、宣伝の旅を一緒にしてきたスラりんともお別れかと思うと、寂しいものがあります」と告白した。

 この日公開となった同作品。佐藤さんは「大切な人の誕生日にどうしたら喜んでくれるか、すごく考えて。精いっぱいの愛とサプライズを詰め込んだプレゼントを用意して。自分はめちゃくちゃ好きなんだけどなあ、あなたは喜んでくれるかなという気持ち」と映画を贈り物に例え、「僕は大好きな作品です」と愛情をあふれさせていた。

 舞台あいさつには、有村架純さん、坂口健太郎さん、山田孝之さん、ケンドーコバヤシさん、井浦新さん、賀来千香子さん、山崎総監督、「ドラクエ」の“生みの親”堀井雄二さんらも出席した。

 堀井さんは「映画とゲームの一番違うところは、主人公がしゃべるところ。ゲームだと主人公はあくまでもプレーヤーなので、しゃべらない。しゃべったとして、『はい、いいえ』くらい。そういうプレッシャーがある中、佐藤さんの熱演が素晴らしかった。主人公に感情移入できた」と佐藤さんの声の演技を絶賛。「主人公に感情移入できる演出方法は、すごく参考になった。次回作に生かしたい」と明かしつつ、「かといってしゃべらないですが」と続けて周囲を笑わせていた。佐藤さんは「ありがとうございます。光栄です」とにっこり。「次回作、絶対にやります!」とゲーム好きな一面をのぞかせていた。

 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」(1992年発売)のストーリーを原案としたシリーズ初の3DCGアニメ。「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0(ゼロ)」などで知られる山崎さんが総監督、脚本を担当し、八木竜一さんと花房真さんが監督を担当。堀井さんが原作・監修を務め、シリーズの音楽を手がけてきたすぎやまこういちさんの楽曲を使用する。